スポーツカーのリセールバリュー

国産車の新車市場の中で一番売れていないジャンルといえばスポーツモデルでしょう。

 

売れなくなった原因として考えられるのが一番スポーツモデルに興味を持つ若年層が喜ぶようなスポーツモデルがないこと、そして低燃費ブームです。

 

若年層は免許を取ってからスポーツモデルなどに興味を持つというのが今まで定説でどの自動車メーカーも手ごろな値段で販売することができるホットハッチや中型クラスのスポーツモデルを販売していました。

 

しかし、ある一時期こういった車たちが高級化していき、装備も最先端技術を用いたものが多くなったことによって車両価格が高騰していったのです。

 

ご存じのとおり若年層は自由に使えるお金があまり多くないので、価格の高いスポーツモデルを買うことができないのです。

 

そして間抜けなのが自動車メーカー、売れないのは若者がスポーツモデルを好まなくなったからだという安易な結論を出してしまい、続々スポーツモデルの生産を終了させてしまったのです。

 

それによって選ぶほどスポーツモデルが無くなり、結局はコンパクトカーや軽自動車に目が逝ってしまうのです。

 

そしてもう一つの低燃費ブーム、スポーツモデルは走るための車でハイレベルなエンジンパワーを持つものが多くなっています。

 

パワーが上がるとそれだけガソリンを消費するということで低燃費ブームには不適当な車ということでこの理由でもスポーツモデルをどんどん生産終了させてしまったのです。

 

これが現在のスポーツモデル氷河期の原因です。しかし、世の中はスポーツモデルを求めています、その証拠に中古車市場では意外とスポーツモデルの需要が高いのです。

 

特にターボエンジンを搭載したスカイラインGT-Rやランサーエボリューションシリーズ、インプレッサ、シルビア、RX-7などはちょっといじるだけで簡単にパワーが上がりますし、価格も比較的安いということで需要はかなり高まっています。

 

NAエンジンモデルでもフェアレディZやロードスター、86などはハンドリング重視のスポーツモデルとして人気があります。

 

お金のある人であれば、中古車で安くなっているNSXやGT-Rなどを買うことができるでしょう。要するにスポーツモデル全体が中古車市場で高い需要を持っているということなのです。

 

買取店も新旧問わずスポーツモデルは高額買取になることが多く、特にRX-7やランサーエボリューション、インプレッサ、シルビア、180SXなどはかなりいい金額になります。